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3A5 直熱管ヘッドフォンアンプ [パパの趣味]

こんにちは。昨年末くらいから可搬型の真空管ヘッドフォン(HP)アンプに取り組んでいました。やっと出来上がったのでブログにアップします。まずは外観:
完成状態s.jpg
ケースはタカチYM-150 (幅150 x 奥行き105 x 高40)です。コントロールは電源SW付きVRのみ、RCAが入力で6.3mmHPジャックが出力です。
内部はこんな感じ:
前面s.jpg
奥のほうでシールドケースに入っているのが直熱管3A5です。3A5はフィラメントが赤熱したりしない、いたって視覚効果の地味なタマでしたので、放熱とノイズ遮断を期待して昨年の真空管オーディオフェアで購入したIERCシールドケースをかぶせています。黒い円筒形のものです。手前に出力トランス、黄色いのは入力コンデンサ(シズキ)です。 銅色に光っているのはDCDCシールド(のつもり)で銅版を曲げて作ったカバーで、この中に30V出力のDCDCが収まっています。可搬型ということで電池が電源で、交換の際にいちいちシャシを開けずに済むよう、シャシの背面にむき出しで取り付けています。 背面の画像です:
追加したHTスイッチs.jpg
フィラメントは単三で点火、単四x4でDCDCを駆動してプレート電圧とOP-AMPに供給します。単四電池ボックスの下に赤いスライドスイッチが見えますが、これは「ヒータースイッチ」と呼んでいますが正直、回路設計に失敗していることに気づき後付けで追加したものです。 どんな回路になっているかご紹介します。いわゆるYAHAタイプと言うやつです。なぜこの回路になったかは、今後のブログで紹介していきます。今回は完成状態のみご紹介です:
回路図.jpg
回路図中「Power」となっているのがVR連動の電源SWのつもりでした。2電源なのでグランド側をON-OFFする構想です。ところが作ってみると電池の消耗が激しいことに気づきました。いろいろ調べるとOFFの状態でもDCDCに電圧が発生しています。 あれあれ? よく回路を見るとHT-単三-単四のループが切断されずに残っています。ここも切断しないと電池を消費してしまいますね。結局2箇所を切断しないとダメで、電源SWは独立させるべきでした。パネルにそんなスペースは残っていないので、シャシ裏面にスライドSWのスペースを見つけるのがやっと、というオチです。
さて、AMP部の説明です。B電源+30Vに対してプレート電圧が大体15Vになるようプレート抵抗が選んであり、次段のOPアンプが電源0V-30Vで作動しますので丁度中点となるような設定です(YAHAアンプの特徴)。この回路を考えた人、頭がいいですね。グリッド抵抗43Kは、YAHAアンプの例としてはずいぶん低いと思います。普通は1MΩ以上に設定してグリッドバイアス効果を狙っているようです。3A5を使った私の場合、グリッド抵抗を大きくするとクロストークが出てR-ch入力がLのヘッドフォンからも聞こえてしまいました。グリッド抵抗を下げるとなぜか、止まりました。 グリッドバイアスがほぼ無い状態になりますが3A5はグリッド電圧が正まで特性を規定してあるタマであるせいか、聴感上問題を感じていません。OPアンプ出力は15V+音声成分ですのでケミコンで音声(交流)分のみを取り出し出力トランス(サンスイST-48)を駆動します。こちらが周波数特性です:
特性比較.jpg
ピンクの線が完成機のものです。黒い線は出力トランスなしの場合で、こちらのほうが特性高域まで伸びているのですが、聴感上ボーカルが埋もれてしまう感じでしたので私はトランス付きを選択しました。 出力は高々15mWがHPを鳴らすには十分です。電圧ゲインはほぼ1dBですが高インピーダンス入力で低インピーダンス負荷を駆動しますので電力ゲインは稼げていて約12dBです。iPodなどを直接聞くのに比べ音に深みと言うか艶が増した感じがしています。今後時間を見つけて、オリジナルの構想と何がまずかったかご紹介していきたいと思います。連休のころでしょうか。ではまた。
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