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Nutube 6P1 ヘッドフォンアンプ [パパの趣味]


以下の順で書いていきます。
1.Nutubeについて 2.作例 3.ブレッドボードで実験 4.完成品の特性

1. Nutubeについて http://korgnutube.com/jp/
Nutubeという新型真空管をKorg社が発売開始したのは昨年9月頃だったと思います。
前回のヘッドフォン(HP)アンプには3A5という真空管を使いましたが、作動させるのに1.4V 220mAのヒーター電力が必要です。3A5は「電池管」というジャンルに属し、これでも電池駆動にやさしい仕様として設計されています。単3のエネループが1900mAh,電池を傷めないように8割方のところまで使うとしたら作動は2時間くらいです。
このNutubeはヒーターが0.6V 17mAx2と大変省電力に出来ており、先ほどの例で11時間も持つことになります。これで電池駆動に対するハードルがぐっと下がるわけで、電池駆動の金田式アンプや新氏のEQアンプなどが発表されています(私も聞きに行きました。よくできていました)。
私も早速、HPアンプを作ってみましたので紹介します。

2.作例
前回の3A5 HPアンプは微妙に据え置き型で、電池も単3x1(ヒーター), プレートはスペース上単4x4より供給という構成で、単4が先に無くなるみたいです。今回作るにあたっては、以下を目標にしました:
①今度こそポータブルにする iPodくらいの大きさが目標。
②単3電池x n本のセットですべての電力を供給。
③せっかくなのてNutubeの緑の蛍光が見えるようにレイアウトする。
完成品の外観です。蓋を外して中が見えるようにし、比較用にiPodを並べました(①):
IPODと比較s.jpg
白く見えている部分は電池ボックスのスペースで、ひっくり返すと単3x4が見えます(②)。
のぞき窓s.jpg
緑色に2か所光っているのが分かると思いますが、これがNutubeの蛍光部ののぞき窓です(③)。
Nutube というのは四角いガラス2枚のサンドイッチみたいな部品で、従来円筒形の真空管とはだいぶ違いますね。また、足のピッチが2mmで従来の1/10インチ(2.54mm)ピッチの基板に合いません。私はAitendoで売っていた2mm-2.54mm変換基板を使いました。
基板(改造前)s.jpg
次に回路図です:
回路図s.jpg
Nutubeの前後をユニティゲインのOPアンプでサンドイッチした構成で、真空管からの信号の取り出しはよくあるYAHAアンプではなく、カップルコン方式です。OPアンプの電源(+/-15V)とNutubeのプレート電圧(+15V)はDCDCより供給しています。写真だと銅色のシールドケースの下に収まっています。またヒーターは単3x4 (NiMHなので定格4.8V)より18mAの定電流ダイオードで供給しています。
間違って4.8Vを供給するとあっという間にフィラメントが切れてしまいます。税込み5,400円がパーになります。要注意!
この回路に決めるまでにはいろいろリサーチがありました:
(1)入力側のOPアンプ
当初は設定しないつもりだったのですが2月に中野であった「ポタ研」でNutubeのグリッドに直接VRを接続するとノイズが出やすいと聞き、設定することにしました。普通の真空管アンプでもVRがグリッドリーク抵抗になり電極間の静電容量とフィルターを形成してしまうことはよく言われるのでさもありなん、と思いました。
(2)YAHAアンプにしなかった理由
こちらは3月のMJオーディオフェアで教わりました。YAHAアンプだとヘッドフォンと出力OPアンプの間に直流遮断用の大容量電解コンを置くのですか、低インピーダンスのイヤフォンを組み合わせると低域が低下するとのこと。こちらもRCのハイパスフィルタの原理として納得できます。また、カップルコンの位置だと低容量で済むのでいろいろなタイプのコンデンサーを試せます。一方数百μFといったら電解に限定されてしまいますね。

と、いうわけで2.まで書き進めました。このあと、ブレッドボードで試作して諸元を決めた(3.)のだけども、実装したら特性がだいぶ違った話と最終的な特性を4.で書きます。今日はここまでです。ではまた。
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