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Nutube 6P1 ヘッドフォンアンプ その4-改善後の特性 [パパの趣味]

さて、「その3」で書いた改造を実施しました。改造後の回路図はこちら:
完成機の回路図s.jpg
(1)改造後のゲイン特性:
改善後の周波数特性.jpg
山谷があるように見えますが、-1.1dB@10Hzです。10kHz付近でゲインが0dBを超えていますが、なにせAC電圧計がアナログなので、1/10目盛りの読み間違いがゲインに出てします。
(2)次にひずみ率特性:
改善後のひずみ率特性.jpg
最小ひずみになるように左右チャンネルのバイアスを調整します。ひずみ計で見ていると明確に谷間があります。この単体ではLch=3.3V, Rch=3.6Vで最小ひずみ(@400Hz,0.5Ve出力)になりました。
1kHzのひずみ率でいうと、1%になる出力は10mWです。ヘッドフォンの場合、ひとケタミリワットで耳が痛くなるといわれていますので、十分なのだと思います。
(3)出力OPアンプの選択
音色のほかに、スイッチON-OFF時のクリック音の大小、さらに消費電流も評価しました。
①Muses8920はクリック音大、音色は低音が豊かだがやや曇った感じがする。
②OPA2134はクリック音が小さく、音色も左右の広がりを感じます。好印象。
③LME49860はクリック音大、音色はよいのですがハムを拾い易くなった気がします。
④OPA1622はクリック音大ながら音にパンチがあり、一番気に入りました。OPA1622の問題点はやたらに熱くなることと、消費電流が多くなることです。
音楽聴取中のBAT消費電流は①~③がいずれも120mA, ④だけは約3割増しの160mAになってしまいます。音の良さには抗えず、外に持ち出す用事がないときはOPA1622を使うことにしました。
最終的な内部の写真です:
特性改善後.JPG
電池の+端子近くにあるギザギザに見える部品がOPA1622にかぶせた放熱板で、熱伝導性両面シールでOPアンプに密着させて固定したうえに脱落しないよう、木綿糸でOPアンブに縛ってあります。これでも60℃くらいになっていると思います(辛うじて触れる熱さ)。

(4)このあとの計画
①OPA1622に+/-15Vをかけているので発熱と消費電流が大きいのではないかと推定しています。OPA1622を電池の+/-2.4Vを電源に作動させたらどうなるか、試してみたいと考えています。出力は高々0.6Ve(+/-0.85V)ですし。
②真空管はどうしてもマイクロフォニックが出てしまいます。次回、スクラッチから作るときはSiCを使った半導体タイプにしようと考えています。最近のMJ誌にHPアンプ付きの金田式が載っていました。

課題解決のためにいろいろと部品を買い込んでいるで①が早くに出来ると思います。進捗あったら、またアップします。
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