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ナショナルEMD-101ギアダイアルの続き [パパの趣味]


1月29日に都立図書館の多摩分館がオープンしました。私にとってこの図書館の性格と立地がとても重要でした。
①立地→私の大好きな東山道武蔵路の遺跡沿いにある。古代人が長旅の末に武蔵国分寺を見下ろしてホットしたといわれる、丘の上です。
②性格→雑誌専門、かつ創刊号からきちんとそろえた膨大な蔵書を誇る。私が良く行く府中の図書館でも雑誌は過去二年分だけ保管していて、それ以上古いものは不要本として「あげます」コーナーに並べられてしまいます。

今回のブログは②によって可能となりました。
EMD-101が発売された1964年頃にこのギアダイアルがどのように使われたかを知るには当時のCQ誌を見るのが手っ取り早いのですが、兎に角この年代の古本が出てきません。もっと古いと明倫館に並んでいたりします。この時代のCQ誌を保有している方がまだ現役、ということでしょうか。
都立図書館の蔵書検索を調べると多摩分館にあることが判明。早速行って来ました。今日は時間があまり取れず、調べられたのはCQ誌1964年1月~6月の製本版です。以下の順で登場します:
1. 3月号に1ページの予告記事「スペースをとっておいてください・・近日発売!」
2. 4月号 には5ページにわたる詳細な広告
3. 5月号 広告は見開き含む3ページに縮小、JA1AYO丹羽OMによるVFOへの応用記事あり
4. 6月号 広告なし、中一高二の通信型受信機に使用した記事あり。

VFOの記事が、このダイアルの使いにくさを示してくれています:
EMD101の使用したVFOMay1964.jpg
機構自身の奥行きがあるため、LCボックスがシャシのぎりぎり奥に置かれています。これでもギア軸・VC軸をカットしているそうです。これは、レイアウトが難しそうですね。また、丹羽OMは1MCをカバーするVFOにこのギアダイアルを組み合わせると、50Hzが直読み可能になる、と書いていますが実際のVCの直線性は以前のブログに書いたように散々なものでしたから、コリンズの51S-1のように1MHzに渡り1KHzが直読可能、とは行かなかったはずです。
アイディアルのギアダイヤルに比べオークションでほとんど見かけないのは、売れなかったためだと思うようになりました。アイディアは独創的だったのですが高精度なものは一点豪華では達成できず、システム全体へのアプローチが必要、と再認識させられました。
ところで私はこのダイアルをサンコーのユニットに組み合わせるべく、将来のプロジェクトにしようと考えています。また、CQ誌も1964年6月以降をまだ見ていませんし、さらに範囲を広げてうまい使用例がないか探してみるつもりです。ではまた。